TRAVELLER／ＰＩＮＫ [ジャケ撮]
♪ 漂う霧の雫の中 青い駱駝（らくだ）の佇む夢 …
♪ 声にならない程痛みがある 言葉に隠された心がある
色褪せて朽ちたならば 知る術もない戯言（たわごと） …
（作詞 吉田美奈子／作曲 ＰＩＮＫ）
美奈子ワークスの中でも、特に好きな詞の１つです！
「言葉に隠された心」 …
様々な事柄で、長い間抱え過ぎています…。
全てが、色褪せて朽ちてくれるものばかりであれば、
本当に助かるのですが…。
♪ 高層のBuilding（ビル）の彼方 過ぎ去った日々が浮かぶ …
高層ビル群と言えば新宿！ なんて考えは、
時代的に、すでに無くしていいはずなんですけどね。
最近は、汐留や丸の内の方が、
洗練された高層ビル群ができあがっている事ですし…。
自分の中で、新宿西口の高層ビル群が頭に浮かぶ曲って、
幾つかあるんですが、その中で上位に来るのが、この曲！
ＰＩＮＫの「ＴＲＡＶＥＬＬＥＲ」！
高層ビルの狭間から見える空に、
過去の様々な場面や想いが流れていくようです…。
この12インチシングル、知る人なら「おぉ～！」と言うであろう、
スティーヴ・ナイを、ミキサーに起用してます！
ＰＩＮＫは、ＹＭＯや一風堂の活動停止、
Ｐ‐ＭＯＤＥＬの不安定な活動状態に動揺するたつまるを、
ＰＳＹ・Ｓとともに支えてくれた大きな存在でした！！
メンバー全員が才能溢れて個性的！ 創り出す音楽も個性的！
吉田美奈子の作詞＆コーラスでの参加もあり、
ＰＩＮＫは、全てがカッコ良かったです！！
しかし、この「TRAVELLER」の12インチシングル・オリジナル・ヴァージョンは、
ＰＩＮＫファン誰もがCD化を待ち望んでいながら、
一度もＣＤ化されていません。
CD「ＦＩＮＡＬ ＭＩＸ」に、REMIXヴァージョンが収録され、聴ける事が、
唯一の救いですが…。
バンドとしての纏まりだけで考えると、
この12インチ・シングルと、
この曲の前にリリースされたアルバム「PHYCHO-DELICIOUS」が、
PINKの１つの到達点でした…。
次作「CYBER」（こちらも名盤！）は、バンド全体というより、
メンバー個々の魅力（主張）が、大きく表れる作品に変わったためです。
前奏無し、エンちゃん（福岡ユタカ）のヴォーカルで始まる、
「ＴＲＡＶＥＬＬＥＲ」オリジナル・ヴァージョンを、
ぜひ、CDで所有し聴いてみたいです！
♪ TRAVELLER 都会（まち）をまた TRAVELLER 擦り抜けて秘密を見る
TRAVELLER 愛しても TRAVELLER 心だけは失くさずに …
Pinkのダンス・ニューウエーブな音が懐かしいです。東京をイメージさせるグループでした。岡野ハジメの機械みたいなオリジナルベースにも憧れました。スティーブ・ナイを使っていたとは。あの頃のアーチストは音づくりからしてまじめだったんだなと再認識しました。
by (2007-11-05 01:06)
僕は1stと2ndが特に好きでした。
時代や方向性は考慮するにしても、凄いところに到達していると思うのです。
PinkのあとのHalo（でしたっけ？）とかも買ってました・・・
by 2nd3rd (2007-11-05 06:47)
つんさん、いつもnice!とコメントをありがとうございます！
そうなんですよ！
この12インチシングルって、
B面の「SHADOW PARADISE」と合わせて2曲とも、
ミキサーが、スティーヴ・ナイなんですよ！
さすがに、つんさんはベーシストだけあって、
岡野ハジメにも注目していましたか。
岡野ベースは、姿と同様、存在感があってカッコ良かったですよね。
「YOUNG GENIUS」「SLIP INTO FIRE」「Dr.MIDNIGHT」の
岡野ベースなんかが、特に印象深いです。
by たつまる (2007-11-05 23:47)
2nd3rdさん、いつもnice!とコメントをありがとうございます！
1st「PINK」も2nd「光の子」も素晴らしい出来栄えですよね。
PINKのように、大所帯でも、みんなが活き活きと目立っていたバンドって、
見た事がありません。
それは、CDからもちゃんと伝わってきます。
おぉ～、HALOまでご存知でしたか！！ 大感激ですっ！！
HALOは、2枚のアルバムとも大好きですよ！
ずっと記事にしたみたいと思っているんですよ。
僕は、福岡ユタカの歌声と歌唱法が、特に好きだったので、
PINK後のHALOやソロの作品も全て追いかけていて、
現在も継続中です。
by たつまる (2007-11-06 00:15)
xml_xslさん、niice!をありがとうございました！
お礼のコメントが遅くなりまして、ごめんなさい。
by たつまる (2007-11-21 19:18)