チエちゃんと小鉄 [コミック]
この姿を見ていると、
チエ 「たつまる、早よ元気になってくれんかな?」
小鉄 「ワシも、チエちゃんと同じ意見や!」
なんて、セリフが聞こえて来るようで…。
チエちゃんや小鉄と初めて出会った頃、
2人(あえて2人ですね!)とは、ほぼ同年齢でした。
でも今の自分は、実年齢はだいぶ年上、中身はだいぶ年下といったところでしょうか…。
チエちゃんと小鉄からは、人生の色々な事を学びました。
今も昔も、憧れであり、師匠であり、身近な存在です。
さて、チエちゃん達との突然の別れが訪れたのは、
今から10年前、コミックス67巻の事でした。
謎解き漫画でも無いし、主人公は歳を取らないし、
いつまでも続いて当たり前だと思っていたので、
67巻を読み終えた時は、ショックでボンヤリしてしまったものでした。
「じゃりン子チエ」が突然終わってしまった理由は、
小鉄が主役の新作(!) 2003年発売の「帰って来たどらン猫」で
作者のあとがきを読み、初めて理解できました。
大好きな「じゃりン子チエ」の後期連載の裏には、
作者はるき悦巳さんの、身近な方の介護をしながら連載をこなすという、
大変な私生活があった事を…。
そしてその生活が、唐突な最終回を迎える事に繋がった事も…。
その後の2006年、小鉄には「帰って来たどらン猫 2」で再会!
この2作(3冊)を読むと小鉄もジュニアも元気一杯のようだし、
「帰って来たどらン猫 2」で、チラッとだけ出て来るチエちゃんも、
相変わらず、働く小学5年生を続けているようで、安心しました。
いつの日か、「帰って来たじゃりン子」とうい作品に出会える事を夢見て…。
コメント 0